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問題集「確率分布と統計的推測」が出るよ

「確率分布と統計的な推測」を出版する

センター試験数学II・Bの「確率分布」のための問題集を出す。
河合出版の「教科書だけでは足りない」シリーズの新刊「確率分布と統計的な推測」(税込み926円),8月8日発売だ。
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センター試験数学II・Bは「確率分布・統計」がお勧め

センター試験数学II・Bの選択問題は「数列」,「ベクトル」,「確率分布・統計」から2題を選ぶが,ほとんどの受験生が数列とベクトルだ。しかし,この3つのうちで一番点数が取りやすいのは「確率分布・統計」だ。実際,「確率分布・統計」が出題範囲になって二年経つが,センター試験では二回とも「確率分布・統計」が一番簡単だ。

簡単な理由1.「確率分布・統計」は出題のパターンが決まっている

「確率分布・統計」は学校で扱われることがないから選ばないのは当然だが,「確率分布・統計」は
「簡単な確率を聞いた後に正規分布表(下図)を読む」
と出題の方法が決まっている。数列やベクトルが毎回様々なテーマを聞いてくるのと比べるとはるかに対策しやすい。
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何故このような出題に決まっているかというと以下が理由だ。

  1. 「確率分布・統計」に特有の統計の公式を聞くためにまずは確率を問うはず。
  2. しかし,ここで難しい確率を聞いてしまうと統計の公式の前につぶれてしまって出題としてまずい。
  3. そもそも,数学Aは必須科目ではないから,数学Aの確率の知識を前提とする問題は数学Bでは出せないのだ。
  4. だから,どうしても簡単な確率(数学Aの確率より簡単)から聞くしかない。
  5. その後,「確率分布・統計」の一番の目的である正規分布表を読ませることになる。

簡単な理由2.「確率分布・統計」は内容が少ない

今回問題集を書くために色々調べたが,「確率分布・統計」は数列やベクトルに比べると内容が断然少ない。
数列やベクトルは色んなことが聞けるのだが,「確率分布・統計」は統計のデータを読み取るという目的が余りにもハッキリしていて,これ以外のことを聞けないのだ。

問題集も50ページほどで収めることも十分可能だと思ったが,それでは書店の本棚に並んだときに背表紙が薄すぎて見えなくなってしまう。(^_^;)

それでとことん丁寧に書いて自習可能なように200ページほどに増やした。

簡単な理由3.「確率分布・統計」は短期間で勉強が終わる

私の問題集をすべて勉強しても毎日1時間程度の勉強で十日程度で終わる。
必要最小限の範囲(『はじめに』に明記してある)に絞れば6時間程度だから一日で終わることも出来る。
だから,センター試験一週間前に「数列(ベクトル)がダメだからやってみるか」と言うことも出来る。

お試しあれ

だから,センター試験数学2Bの数列やベクトルのいずれかで,20点満点中の15点を取るのが難しければ,確率・統計を勉強してみるべきだ。
数列やベクトルで大丈夫という人も,数学2Bは計算量が多いからベクトルを解く時点で「残り時間が足りない」なんて事態があり得る。そういうときに確率・統計を選択できれば有利だ。

確率・統計で最も重要な正規分布表の読み方を十数題もの問題で丁寧に解説している問題集は本書のみだ。
基本事項から解説したので本書のみで勉強できる。教科書を見る必要もない。
是非お試しあれ。(^^)

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